入社一年で基本情報技術者と応用情報技術者を同時期に受けた話

皆様こんにちは。入社して約一年経つ松尾です。
最近ゲームキューブを買いました。欲しいゲームキューブのソフトがプレミア化してて悶絶しています。

この記事では、入社して一年経った頃に基本情報技術者と応用情報技術者を同時期に受けた結果や勉強法、感想等を書いていきます。

受験時期

  • 基本情報技術者は基本的に年中いつでも挑戦可能です。会場の空き状況によって受けたい日の3日前から申し込みできます。
  • 応用情報技術者は年2回、4月と10月にあるので申込期間になったら申し込みましょう。

変わるかもしれないので詳しくはIPAの公式HPを見てください。

結果

時期受けた試験結果
3月上旬基本情報技術者不合格(あと3問程度で合格でした)
4月上旬基本情報技術者合格
4月下旬応用情報技術者多分不合格(午前試験は自己採点で5割程度)

基本情報技術者が一度不合格だったのは、単純に勉強量が足りなかったのが原因だと思ってます。
基本情報技術者は一回受けると30日経つまで再び受けられないので注意してください。

試験勉強を始めるまでのステータス

  • 数学は学校でやったくらい
  • 算数は苦手
  • 業務でプログラムを日常的に見ている
  • ネットワークは有線も無線も全部Wi-Fiだと思っていたくらい何も知らなかった
  • セキュリティは有名なニュース見るくらい
  • 業務でシステム開発の一連の流れに触れられる機会がある

基本情報技術者について

受験の動機

  • 数年前から情報系の知識が無さすぎて技術系の記事や会話で理解できない部分があった
  • 取る宣言をしまくってたら「早く申し込んだら良いのに」と言われてその勢いで踏み切って申し込んだ

勉強に使ったもの

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by SimpleImageLink
これは過去問道場のサイトでオススメされてたので買いました。
この本は分かりやすいし試験に結構役立つので本当にオススメです。

勉強法

合計勉強時間は20時間くらいです。
試験前日と当日に短期記憶に詰め込みました。

とにかく体系的な基礎知識が無かったため、参考書を一通り読みました。(時間無くて第8章のセキュリティまでですが)
参考書の使い方は

  • 説明部分はサーっと理解しつつノリで読む
  • 問題演習部分はしっかりやって、分からなかった部分を説明部分に戻って理解し直して心に留めるなり紙に書くなりする

ってことをやりました

過去問は過去問道場をシャッフルして隙間時間にちょこちょこ解いてました。過去何年かに絞れば良かったなと思います。過去問は少しでも解くと試験に対しての解像度が上がるのでオススメです。
全部で70問くらい解きました。

科目Bは特に対策できませんでした。科目Aと系統が違うので私は対策した方が良いと思います。
科目Bのアルゴリズムはトレースって技法を身に付けるとスムーズに解けるそうですが、私にはちょっと難しくて身に付けられませんでした。
日常的にプログラム触ってる人なら結構解けると思います。ただ、難しいプログラムが読めなかったりするので満点狙ってる人はトレースを身に付けると良いかもしれません。
科目Bのセキュリティは科目Aの理解と国語力があれば解けるかなと思います。

感想

すごく敷居が高い試験だと思っていたのですが、案外難しくなかったなと思いました。
申し込む前は過去問を読んでもよく分からなかったのですが、試験日が近くなるとすごく頭に入ってきたので一旦申し込んでみるのはオススメです。

応用情報技術者について

受験の動機

  • 持ってたら優秀に見えるらしいと聞いたことがあった
  • 基本情報技術者と範囲が同じで、同時期に受けると知識が繋がりやすくて良いと聞いた
  • 基本情報技術者受けるしこの際一緒に受けてみようという勢い

勉強に使ったもの

まだ知識が足りないと思ったため評判が良い参考書を買いました。 単調なのと内容が難しかったので分からないことがある時しか読みませんでした。

勉強法

過去問をたくさん解きました(90問だけですが)。
出題範囲は[★おすすめ]にしてシャッフルしました。
まとまった時間が取れなかったため、スマホに過去問道場のサイトをPWAでインストールして隙間時間に解きました。
過去問の問題や解説がとても難しくて分からない内容が多かったので、都度基本情報技術者や応用情報技術者の参考書を参照したりインターネットで検索したりして理解しました。
基本情報技術者の勉強で体系的な基礎知識を身に付けていたため、本当に全く分からないことは少なかったです。

午後試験は全く対策できず、ぶっつけ本番で問題を全部軽く読んで解けそうな分野を選んで解きました(一つ見誤って難しくて解けませんでした)。

感想

基本情報技術者より結構レベルが高くて難しいなと思いました。
普通に勉強量が足りなかったので次回はもっと勉強して頑張ります。

それより、応用情報技術者は会場に辿り着くまでのハードルが高いなと思いました。

  • 期間内の申込
  • 受験票の保管
  • 証明写真を撮影して貼付する
  • 筆記用具を揃える
  • 朝早くに起床する
  • 迷子にならない

等々…

私は証明写真が必要なのを知らなくて、当日急いで写真機に行って撮って、コンビニではさみとのりを買って貼り付けました。会場にはさみとのりは無いので自分で用意する必要があります。写真の裏に名前を書くのですが、写真の紙がつるつるしてると書けないのでそれ用のペンか何かも必要です。 それと、会場でちょっと迷子になりました。

基本情報技術者は

  • いつでも申し込める
  • 会場には身分証明書だけ持っていけば良い
  • 自分で時間を選べる

のでこのハードルは低いかと思います。

試験勉強して変わったこと

情報の基礎知識が身に付き、以前より技術系の記事や会話が理解できる確率が高くなったなと感じています。
ただ、情報の世界はとても広くて、資格の勉強だけでは太刀打ちできないと思う場面も多いです。
この勉強で得た知識が次の知識を身に付けるための土台になるので、情報の知識が全然無いと感じている人は資格取るのはオススメです。

最後に

資格取るか悩んでる人はとりあえず申し込んでみてください。

では、またどこかで。