仮想化やクラウドは面白い

今年はクラウド元年らしいので、あっちこっちにクラウドの記事が載っています。
でも、その技術が一般の企業にとってどのようなメリットをもたらすか?そこが良く見えない。
それどころか、いったいIT系情報サイトは誰に何を伝えたいのか?
技術そのものは面白いのに、運営会社の思惑やライバルとの駆け引きを強調しててつまらない。

仮想化は、10年ぐらい前からVMWareで開発環境を構築したりして、その便利さを実感しています。
とりあえず、新しい仮想化技術がでると試すようにしています。なにかと便利で面白いから。

ちょっと前から、今後サーバは仮想化されるだろうと言われていますが、今ひとつ提案できずにいました。
でも顧客の要望から、この半年の間にちょこちょこと仮想化ならではの対応ができました。
お客さんにも、仮想化でそんなことが出来るのかと喜んでもらいました。(詳しくは導入実績参照)
それぞれの事例はとても簡単な事ですが、新しい面白い技術は色んな応用ができるから面白いんだと思います。

クラウド・コンピューティングも技術的にはとても興味深いです。
色々なクラウドサービスが出ているので、私なりに調べたり Google App Engine のアカウントを取って、ちょこちょこつついて試しています。
私にとってクラウドは Webアプリケーションの実行環境に特化したサービスとして期待しています。
クラウドであれば、最小限の構成で手軽にスタートし、負荷に応じて柔軟に対応できる。
このメリットは、システム設計・運用時の大きなリスクを回避できて精神的に楽です。(=楽しく開発できる)

現在、新しいWebサービスのシステム開発を行っています。
最初は低スペックで良いのですが、事業が本格的になったらスペックを強化したいという要望。
まさにクラウド向け。ですが、今回のシステムでは検証期間が取れなかったので、通常のLinuxサーバで構築・運営という慣れてて安全な方法を採用しました。

まだ実験がたりない。クラウドはまだつついた程度。
もっとクラウドで遊んでいれば、今回も採用できたかもしれないのに。

やっぱり新しい技術で遊ぶ余裕が必要ですね。使ってみないと判らない。情報サイトはからは肝は得られない。
新しいかどうかではなく、面白いかどうか。楽しんで使った技術は、自然と応用方法も思いつく。
技術者は、需要が先なんて言ってちゃだめだと実感。(あぁ時間が欲しい)

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