仮想化イメージの形式

1月に社内環境整備の為、アプリケーションサーバ用に、VMWare Server2.0の環境を作成しました。
もともと、VMWareを主に使用していたのでその仮想イメージはそのまま利用する事ができます。
しかし、その他にVirtualBox も使用していたのですが、こちらで作成したイメージは、イメージの形式が
VMWareと異なる為、利用できません。

利用頻度の高い環境のみを厳選して、それをVMWare上に一から再作成しました。
開発環境を含むので、再度構築するのは結構時間がかかりました。

ネットで情報収集をしていると、VirtualBox の新バージョン2.2が4/8にリリースされたとの情報が。
このバージョンからは、なんでも「OVF」形式に正式に対応したとのことでした。

「OVF」とは、各仮想化ソフト間同士で仮想マシンのイメージファイルをやりとりできるようにする形式で、
様々な仮想化ソフトが混在している環境の方(私もその一人です)には、便利な形式です。

OVFは、バージョン1.0が3月に発表されたばかりで、対応しているソフトはまだまだ少ないですが、
仮想化ソフトを作成している主要な企業が参画している為、今後ほとんどのソフトが対応してくる事になります。

VMWareは既に対応しているようなので、VirtualBoxの新バージョンを利用すれば、簡単に移行可能かもしれません。(まだ試していませんが・・・)

現在、社内で使用している仮想化ソフトは、「VMWare」「VirtaulBox」「Xen」の3種類ですが、あとXenが対応すれば相互でやり取りできるようになります。

今後、仮想化ソフトの導入目安としてOVF対応あるいは対応予定かどうかも、判断基準になりそうですね。

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